このページでは、ソフトの紹介や導入、使用上のヒントなど基本的な情報を扱います。
Ver. | バージョン履歴 // [ 最近の動向は こちら(2023.10現在) ] |
v2.4 (2024-11-10) | Wings3D-2.4 Released。
リリースノートの翻訳[ バグ報告はこちらへ ] ほぼ1年ぶりのアップデート。最近の3DCG作業で役立つような機能追加を行っている。例えば今回FBX形式の出入力に対応したのが大きい。またWeb/VR分野での X3D/VRML,X3D-JSONへの対応、次世代3Dプリントのデータ形式AMFと3MFの出入力。 AutoUVでのUVTileを使ったワークフロー。残念ながら今回Mac版は ARM64版のみリリースです。 |
v2.3 (2023-10-09) | Wings3D-2.3 Released。
リリースノートの翻訳 今回は大きなアップデート。多数のバグ修正、多くのコマンド追加。AutoUV関連のバグ修正と改善。パレットカラー、インポート/エクスポート機能の強化。そしてM1/M2搭載Mac(AppleSilicon)ARM対応パッケージの登場。 Mac版は Intel64版/ARM64版両方ともリリースされているが、動作にはMacOS 13以降が必要とのこと😢 |
v2.2.9 (2022-02-27) | Wings3D-2.2.9 Released。
リリースノートの翻訳 v2.2.8で発見されたいくつかの致命的なバグを修正したほか、使いやすさを向上させた安定版。ジオメトリグラフウインドウで、オブジェクトをロックする錠前アイコンの挙動を修正しUXを向上させた。 3D形式のファイル拡張子名が大文字だった場合(sample.DAE等)ドラッグ&ドロップでImportできなかったのを修正。カメラモードでのZoom オプション追加。 |
v2.2.8 (2022-01-16) | Wings3D-2.2.8 Released。
リリースノートの翻訳 Erlang/OTP-24ベースを採用しパフォーマンスの強化を期待。今回ユーザーインターフェースで変更あり:外部連携レンダラー用マテリアル設定画面への行き方が変更。 (以前はタブで切替えていたが、今回からプルダウンでレンダラー選択後「Edit Property...」を押す2段構えへ → スクショでの説明) 他はYafaRayレンダラー対応の強化が主なものでした。これまでにYafaRay側、Wings3D側双方での日本語含む文字列の文字化けやUnicode関係でクラッシュする度にエラーを報告していたので、より安定した動作になればいいなと思います。 |
v2.2.7 (2021-05-09) | Wings-2.2.7 Released。
リリースノートの翻訳 今回は痒いところに手が届く良いアップデートでした。AutoUVまわりの機能強化によってシェーダー設定のリアルタイムプレビューが可能になった。Triplanarシェーダー対応で多彩な地形表現も可能に。またUV展開データもEPSやSVG形式で出力可能になった。 他には、"View Settings Window"追加により、これまで固定だった反射/環境マップ画像を変更できるようになりました。Yafarayエクスポータも最新のものに対応できるようバージョンアップされました。 細かいところでは3Dプリンター用のSTL出力でスケール調整がついたり、Revert(復帰)処理をいきなりするのでなく一度ダイアログをはさんだり、内包フォルダ名の強調表示、名前入力欄が広めになったり。小さな変更だけど使いやすさに磨きをかける改善も多かったです。 |
v2.2.6 (2020-05-17) | Wings-2.2.6 Released。
リリースノートの翻訳(←タッチパッドに関する詳細はこちら) 開発版がv2.2.6になりました。今回はノートパソコンのタッチパッド対応と、v2.2.5で目立っていた多くのバグ修正が中心。英語以外のUIだとMMBによるコマンドが機能しないバグが修正された。(まだ完璧ではないが)読込可能なフォントファイルも増えた。 (v2.2.5以降、複数の画像や3DファイルをWingsのウインドウにD&Dして一括読み込み出来るようになっていたことが判明) |
v2.2.5 (2019-12-10) | Wings-2.2.5 Released。 リリースノートの翻訳。 今回は変更点が多く予期しないバグも発生すると思われるため、開発版のみのリリースとなっています。 細かい使い勝手の向上も行われました。 テキストプラグインの強化により日本語のテキスト3D化に対応 OpenTypeや拡張子ttcのフォントも読み込めるようになった。 一部ペンタブレットでの操作が可能になったようです(ワコム製のタブレットでのテストを求めている)。一部dds画像ファイル読込み不具合の修正。OpenJSCAD形式の書出しが可能に。wings_convertスクリプトによるバッチ処理(詳細不明)。 |
v?.?.? (2019-??-??) | 次のバージョンからソフト起動時に「スプラッシュスクリーン」画像が表示されるようです。公式フォーラムでは、その画像をユーザーから募集するWings3Dスプラッシュスクリーンコンテストが開催中です。 集計開始は 2019/4/20 11:59(EST)、それを過ぎた場合は無効です。日本語での概要 (※投票や作品応募にはフォーラムへの参加が必要です) |
v2.2.4 (2019-04-12) | Wings-2.2.4 Released。 リリースノートの翻訳。 安定板と開発版どちらもv2.2.4になりました。今回は些細なバグ修正。レンダリングの半透明処理、起動時のOpengCLクラッシュ対策にフェイルセーフを追加、body選択モードのアウトライナーウインドウでマテリアル選択がうまくいかなかったバグを修正。 |
v2.2.3 (2019-02-28) | Wings-2.2.3 Released。 リリースノートの翻訳。 パッチや3rdパーティプラグインの導入に際し元のファイルに影響しないようにユーザーデータを分けてインストールされるようになったようです。またWindows版ではErlang/otp-21.2にアップグレードされ大きいモデル編集時のパフォーマンスが向上。Non-latin(CJKやダイアクリティカル文字)を含むデータが引き起こすクラッシュを修正。アイソメトリック表示(クォータービュー表示)の追加。他にも細かい箇所のバグ修正が入っています。 |
v2.2.2 (2019-01-29) | Wings-2.2.2 Released。 リリースノートの翻訳。 Windows,Mac版においてErlang/otp-21.2 ベースとなり、パフォーマンスが向上。v2.2.1にあった不具合もかなり改善された、主に選択や光源、操作にまつわる不具合の修正。 (※Mac版では致命的なバグがいくつか解消。マテリアル編集画面が開けるようになった。しかしwxWidgetがMacOS10.14に完全対応してないためUI表示のglichが発生する可能性あり) |
v2.2.1 (2018-12-02) | Wings-2.2.1 Released。 リリースノートの翻訳。 注意;新しい機能が沢山搭載されたこともあり動作が不安定です。Mac版の使用は非推奨(マテリアル編集画面が開かない)] 今回から、粗さ(roughness)と金属反射率(metallic)パラメータによるマテリアル設定になりました。試験的にブーリアン機能が実装されました(使い方、但しcoplanar未対応 = 例:パイプ2つをぴったり継ぎ足す場合 )。gltfやcolladaをはじめとした3Dファイル出入力処理の改善。Stanford PLY形式(頂点カラー対応)の読み込み対応。 マルチモニター環境での不具合の修正も行われています。残念ながらパス機能は先送りのようです。 |
v2.1.7 (2018-05-31) | Wings-2.1.7 Released。 リリースノートの翻訳。 今回はdds形式のテクスチャに対応。またglTFフォーマット(基本/バイナリ(.glb)/埋め込み形式)の出入力に対応しています。ただし、モデルが大きいスケールで読み込まれるので注意。(検証した結果、現在glTFのDraco圧縮やアニメーションには非対応と判明) 。その他モデル読込み時の処理最適化や、 いくつかの不具合も修正されています。 |
v2.1.6 (2018-03-10) | Wings-2.1.6 Released。 リリースノートの翻訳。 今回、SnapImageツールが進化しました(日本語による使い方説明)。使い勝手などの向上も。例えばジオメトリグラフから削除や名称変更するホットキー追加。SVG/EPS形式の読み込み改善(For LibreOffice6.0/Inkscape0.92/GIMP2.8)。シェーダーベースのレンダリング処理に書き直し高速化。将来を見据えたコードの書き直し。Unicode関連の改善など。 |
v2.1.5 (2016-12-17) | Wings-2.1.5 Released。 リリースノートの翻訳。 アウトライナにノーマルマップを作成するコマンドが追加されました。キーボードショートカットの不具合や、いくつかのファイル形式の読み込み不具合が修正。コードのクリーンナップと最適化が行われたようです。 |
v2.1.4 (2016-12-01) | Wings-2.1.4 Released。 リリースノートの翻訳。 ちなみにv2.1.4.1はWindows専用テスト版v2.1.4の後にリリースされたものです。ブリッジコマンドRMB版のバグ、正投影表示モードでハードエッジが表示されない問題、ウインドウやホットキー関連の問題などが修正されています。 | v2.1.3 (2016-11-13) | Wings-2.1.3 Released。 リリースノートの翻訳。 v2.1.2で報告されたバグを直したバグフィックス版。MacとLinuxでアウトライナウインドウでの、イメージのドラッグドロップができなかった問題を修正。 | v2.1.2 (2016-11-04) | Wings-2.1.2 Released。 リリースノートの翻訳 今回から子ウインドウを移動させる際SHIFTキー押しながら移動させると、メインウインドウにドッキングしないようになりました。。再描画や描画更新に関する改善が行われました。しかしWindows版ではコンテキストメニュー描画の問題や、一部のIntelMacでの問題が発生しています。 |
v2.1 (2016-10-15) | Wings-2.1 Released。 リリースノートの翻訳 Windows,Mac,Linux版リリース。大きなUI変更。 ウインドウをドッキングし、様々な配置を行えるようになりました。ウインドウのドッキング方法の詳細はこちらへ。また 新機能もいくつか追加された(リリースノート参照)。 | v2.05test (2016-10-02) | Wings-2.0.5 Test Release。 リリースノートのメモ。今回はWindows 32bit版のみ。今までOpenGLで描画してたWings3D内のウインドウ全てを、OSネイティブの機能を使って別々のウインドウとして扱えるようになり、子ウインドウをドッキングすることも可能らしい。利用の際は必ずWings3Dの初期設定ファイルのバックアップを強く薦めるとの事。新機能もいくつか追加された。 |
v2.05 (2016-06-21) | Wings-2.0.5。 リリースノートのメモ。v2.0バグ報告(英語)。不具合があれば開発へフィードバックすると喜ばれます。ホットキー関連の多くの不具合が修正されました。また、Yafarayレンダラーと連携時の利便性がアップしました。 |
v2.04 (2016-05-09) | Wings-2.0.4。 リリースノートのメモ。各OSネイティブUIに対応した副作用として、まだまだインターフェース関連の表示がv1.5.4のレベルに追いついていない部分が多いです。またWindows10(32bit版)で起動しないので、急遽再コンパイルされたWindows版2.0.4.1がリリースされた(2016-05-22) |
v2.03 (2016-04-08) | Wings-2.0.3。 リリースノートのメモ。日本語UIでプラグインマネージャを開こうとするとクラッシュする問題を直してもらえました。またMacOSXにおけるホットキー関連のバグが一部治りました。WindowsやLinuxでもテストが進み不具合が報告されています。 |
v2.02 (2015-12-18) | Wings-2.0.2。 リリースノートのメモ。今回OpenGLのDisplayListではなくVBOを使うよう書き換えられ、内部描画処理の高速化が図られた。AutoUVのテクスチャ生成のためのシェーダ設定が大幅に追加(木材、ボロノイ、大理石など役立つものが増えた)。2.0.1であった不具合もいくつか修正されています。ただMac版は不具合が残っているものがある。Win/Mac両環境の問題としてホットキーやキー入力関連の変更が行われOSにより従来のキー操作通りにいかない部分が出ています。情報不足なためフォーラムでもホットキーに関する検証や報告が上がっています。(2016/1/8現在) |
v2.01 (2015-09-02) | Development release 2.0.1 リリースノートのメモ。いくつか修正が施されましたが、まだまだ不安定。Windows10ではそれなりに動作するようですが、OSX Yosemiteではバグが頻出。(Linux版については報告がほとんどないため不明です) |
v2.0 (2015-08-20) | Development release 2.0と リリースノートのメモ、 スクリーンショット(OSX)。これは開発元への不具合報告を目的とした開発版。WxWidgetにより各OSネイティブUI表示ができるようになった。それに伴い大幅な変更が行われた。末実装による機能不足、UI表示の不具合、予期せぬクラッシュが多いです。(v1.5.4にある機能がいくつか未実装/削除されている。シェーダーメニューがない。日本語表示が一部崩れた部分がある。Pov-Ray/Yafaray連携時にクラッシュする等)。言語を切り替えた直後は表示されない文字がある(タイトルバー等の文字)ので必ずWings3Dを再起動してください。 |
v1.5.4安定版 (2015-08-06) | Wings 1.5.4 released。Liftコマンドにホットキーが設定できないバグ修正。バーチャルミラー付きオブジェクト反転時のクラッシュを修正。Absolute command MoveのRMBコマンド追加 など。リリースノート |
v1.5.3 (2014-04-13) | Erlang/OTP 17.0ベース(Win32環境でのUnicode問題が解決?) テクスチャ投影に回転コマンド追加・OSX環境でjpg画像が読めないバグ解決・Body>Snap:RMB 本立て補間・AutoUnsave機能実装(上書き誤保存対策)・Win7環境で一部フォント名が表示されないバグ改善,MacOSX版はv2署名済み |
v1.5.2 (2013-11-16) | Windows環境でユーザー名にUnicode含まれる場合に起動が失敗する問題を解決。 |
v1.5.1 (2013-10-14) | プレビュー機能の追加(リアルタイム/数値入力後/手動)・ホイールで欄の数値を増減・情報行折り返し表示(英文のみ)・視点登録パレット追加,選択領域グループパレット追加・Proxy表示にOpenCLを使用・オブジェクト名の検索&連番置換 |
v1.4 (2011-02-05) | スカルプト編集モード追加。インターフェースや内部処理の改善 |
v1.3.2 | インターフェース表示がCJK文字に対応。 |
v1.2 (2010-01-17) | 内部処理の変更。Wings3D 1.1.7以前のファイルを読込む場合、頂点属性が無視される |
v1.1 (2009-06-27) | 内部処理の改善 |
v1.0 (2009-05-17) | 正式リリース |
v0.99.60 (2009-04-25) | Wings3Dは10年以上の年月をかけ、緩やかに開発されてきました |
v0.98.27 (2005-01-14) | |
v0.80 (2001-10-19) | 最初のバージョン |
一般的に公式サイトからファイルをダウンロードするのが良いでしょう。バイナリ形式の他、ソースコードが公開されています。
バイナリ版対応OS:Win(64bit/32bit),MacOS(ARM:64bit/Intel:64bit),Linux(64bit)
多種Linuxディストリ向け:FlatPakパッケージ
プラグイン一覧:Plugins Index
(対応バージョンを確認すること。すでに組込済・非対応・不要な場合もあります)
Windows版インストーラ形式で32bit,64bit版が存在。
インストール時に本体がCドライブのProgram_Filesに保存される。MicrosoftのDLL(Visual C++)等も同じくインストールされる。
また、タスクバーやデスクトップにショートカットを置くかどうかを選択できます。
【現行バージョン】
Wings3D v2.4 (MacOS 13 Venture以降)
古い組み合わせはいろいろ不具合があり、回避するのに一工夫いります。
v2.0〜v2.05 OSX版はDockのメニューからの終了を避けること。フリーズする。
OSX 10.8&v1.5.1ではシグネシャが古いので、起動の際GeteKeeperに許可を求める
OSX 10.7 では マウス中ボタンがMissionControlの操作と競合するので要変更...
OSX 10.9.4未満ではWings3Dで出力したCollada(.dae)ファイルをプレビューやQuickLook表示時にエラー。
文字にじみバグがOSのバージョンによって発生したりしなかったり...。Wings3D 1.5.2 OSX版ではjpegファイルが読めないバグがあります。
/Applications以下に入れるか、または 好きな場所に置き、起動しやすくするためにDockに登録するのが一般的。
【環境設定が保存される場所】
v2.1.3で修正済み→Intel系グラフィックチップ(HD Graphics,Iris)を搭載するMac(例:Macmini2014Lateなど)ではエッジやワイヤフレームが表示されない不具合があります。グラフィックドライバ側のバグではないことが判明、修正してもらえました。これはグラフィックドライバ側のバグなのでどうにもならないとのこと。
参考:Invisible wire frame
パッチ:エッジ表示対策パッチ。(Wings3Dv1.5.4〜v2.1を使用する場合)
修正してもらえました【ホットキー再設定について】
Wings3Dインストール直後ではホットキー表示が正しいのに機能しない問題があります。ファンクションキーや一部の特殊キー(Home,PageUP等)です。それらキーのキーコードがOSXでは60000番台なので食い違いがおきたためです。
例えばTweakモードでのXYZ移動の為の[F1],[F2],[F3]キーが該当します。これはキーの再登録で直ります。
該当するコマンドのあるメニューの場所は、TweakモードでCTRL+右クリックで出てくるメニューでAxisConstraintにおいてXに[F1],Yに[F2],Zに[F3] キーを再度登録して下さい。(念のため登録してあるホットキーを解除してから再登録を行えば確実です)
その後Wings3Dを再起動すると初期設定が更新されます。
具体的な手順:ホットキーを割り当てる方法〜5:ホットキーの解除方法
Linux OS用の最新版バイナリは現在64bit版のみ用意されている。
Linux Ubuntu 22.04以降 OpenGL 2.1 または Mesa (v2.3)
Ubuntu系以外のディストリビューションではFlatPakパッケージによる導入をご検討ください。
LinuxOS 32bit版で動作するのはv1.4.1 が最終。
インストーラ付きアーカイブ(run.gz)がクリックしても起動しない場合は chmod +x [ファイル名]でアーカイブに実行権限を与えて下さい。
使用Linuxディストリビューションによってファイルや設定のインストール場所が違います。Ubuntu系以外ではパッケージ形式が対応してなければインストールできません。
FlatPakとは上記の欠点を改善し、様々なディストリビューションでソフトウェアのインストールや実行が可能になる共通パッケージングシステムの1つです。
(Flatpak対応:2019-02-02)
Ubuntu系は導入が比較的楽であるかもしれません。公式サイトからのアーカイブファイル入手、またはオンラインリポジトリからv1.4.1パッケージを見つける事が出来ます。
例えば、Ubuntu12.04で wings-x.x.x-linux.bzip2.run.gzをダウンロードし解凍してインストールした場合、/home/[Username]/wings3dx.x.x/にインストールされます。その中にwingsというアイコンが起動ファイルです。プラグイン等一式その中に入っています。
しかし、Ubuntu12.04ソフトウェアセンターからインストールした場合、探さないと見つけにくいです。また、Unityランチャーにすぐ登録可能なのは、ソフトウェアセンターでインストールしたパッケージだけなので注意です。
アーカイブでインストールした場合、以下のいずれかの場所へファイルパス等を書いたWings3D用の.desktop ファイルを置いて実行権限を付与する必要があります。
DashHomeからキーワード入力により、Wings3Dが見つかるのでそこから起動して下さい。
PuppyLinuxの場合、パピーパッケージマネージャからUbuntu用のv1.4.1パッケージが利用できます。依存パッケージも全て入れましょう。Ubuntuと違いファイルの場所が別々なので注意。
Ubuntu 12.04 でWings3Dの画面表示がおかしいことがあり、この場合はグラフィックカードのメーカー(nVidia等)が提供するドライバをインストールすることで正常になりました。
PuppyLinux5.71を入れた10年前のノートPCでは起動せず。OpenGLドライバMesaのバージョンを8.0.4→9.1.7へ上げることで解決
しました。Xorgでドライバをnv(Simple nVidia driver)に設定しておくこと。しかしWings3Dでマウスドラッグすると黒いちらつきが発生・以降増大する現象が...。
【使用時のトラブル】 Wings3Dが起動の失敗/強制終了した場合、デスクトップ、ホームディレクトリまたはroot 以下にクラッシュログ(wings_crash.dump)が保存されることがあります。拡張子をtxtにすればテキストファイルとして読めます。
ログの内容を開発フォーラム(英語)へ報告してもよいでしょう。アドバイスもらったりソフトの不具合修正につながります。
【困った時の環境設定リセット】
環境設定ファイル名は Preference.txt です。設定を弄りすぎておかしくなった場合はこのファイルを削除してWings3Dを再起動すると、インストール時と同じ状態に戻せます。
Wings3D関連ファイルの場所を探すのが大変なら、HDD内を検索するのも手です。
HOME/Library/Caches/wings3D/ または ~/Library/Chaches/
にあるwings3D関連のキャッシュが原因で不具合が発生している場合、それを削除することで改善することもあります。
【データ互換性】かなり昔のバージョンv0.80,v0.92以前(2002年)で作成したWings形式のデータは以降の互換性がないとのことです。ちなみに、v1.0 リリース時は2010年です。
【ファイル名と作業ディレクトリのTips】
重要:3Dデータのファイル名やファイルパス(ディレクトリ名)の途中に非ラテン追加文字(ÅêÄñÖç や、漢字やひらがな等)が含まれていたりすると、正常にファイルを読込みできないことがあります。その場合ファイル名やファイルを置いている場所の名前を変更してください。
基本的に、使用するファイル名や作業ディレクトリ名はアルファベット+数字推奨でお願いします。(マイドキュメントやデスクトップといった場所に置くこともできます)。
年々プログラムの方もUnicodeなどに対応しているので、もし非ラテン文字のファイルパスでも大丈夫だった場合教えてください。
【Wings単位(1WU)について】 Wings3D空間上のグリッドのマス目1つぶんの長さ。
正しい縮尺データを出入力するなら単位を換算する必要がある。
拡張子wingsの専用形式のほか、Collada,ply,glTF(glb)形式の読込みにも対応。物理ベースのマテリアル設定になりました。依然として大量のポリゴンを扱うのには向かない。
v2.1以降UIが wxWidgetベースになったので日本語表示や入力が可能にはなった。
(Wings3D編: モデリングやUV展開の手順の覚え書き。スクリーンショットも多めで分かりやすい。 ※v1.5系?バージョンを使用)
[ Wings3D / Silo ](muranon.com)。3面図下絵を用いたモデリング手法の参考に。(※Wings3D v0.98.10時点の昔の情報ですがUIはほとんど同じです、どのようにモデリングしていくかが分かります)
バージョンごとの変遷を追う(v0.98.30〜1.4.1)
@Niftyのサービス終了でアクセス不能(2016/11/10)
Wings3DおよびManifoldlabの導入と使用感(結構的を射ている内容)
【日本語の情報-部分的-】3D-CADのKiCad用オブジェクトを、Cubify Design と Wings3Dを使って制作と着色を行う。データ変換(stl→wrl形式)をWings3Dで行っている。CADでの単位はインチ系が基本とのこと。
KiCad用3Dモデルの制作。モデリングはDesignSpark Mechanicalで行い、こちらも着色とデータ変換(stl→wrl形式)をWings3Dで行っている。
KiCad用モジュールを公開されている。Wings3Dモデリングの際の単位に関するTipsあり。
(Wings3Dに関する話題/不具合報告/要望/自作作品の公開ギャラリー等)
「オフトピック」カテゴリでは、レンダラーやテクスチャ加工など、他の有用な3Dアプリケーションに関する、3D技術全般にわたる情報の共有も行われています。
注意:フォーラムでの自作の作品展示、情報交換、バグ報告などに画像や動画が必要であれば
外部画像共有サービスへアップロードしたものも参照できます。
2019年1月現在、動画はYouTube。Imgurは静止画、3DはSketchfabの埋め込みコードにそれぞれ対応しています。Gyazoを使ってもOK。
ボックスモデリング「選択モードを決め→部位を選択→右クリックメニューからコマンド選ぶ」これが基本パターン。元になるオブジェクトをベースに加工していきます選択モードには、頂点/辺/面/全体 等があり、各モードで使用可能なコマンドのみ右クリックメニューに現れます。 コマンドには各モード共通(移動や回転、拡大縮小)と、専用(押し出し、ベベルやUV編集など)があります。使いたいコマンドが見つからない場合、選択モードを切替るのも手です (なお選択領域をリセットする場合はSpaceキーを押してください) | Proxy表示とSubdivisionこのモードではオブジェクトの角を1段階丸めて滑らかに表示します。これは見かけだけの変化なので、すぐ元に戻せます。特定の部位を滑らかにしたくない場合は辺にハードエッジ属性を施せば抑制できます。 通常は少ないポリゴン数で迅速に編集し、時々完成形を確かめながら制作するスタイルも可能(サブディビジョンサーフェスモデリング)。 お使いのPCがOpenCL対応なら環境設定で細分割レベルを最大5段階に設定可能(デフォルト:1段階)。 |
TweakモードTweakとは「細かく弄る」という意味で、このモードでは頻繁に形を整えたり面を引張ったりする動作を連続して行えます。マグネット効果の範囲や強度も調整できます。(Tweakモードは、Blenderの「プロポーショナル編集モード」に相当します。) Wings3Dは他のソフトでよく見かける、ギズモやマニュピレータといった操作補助表示がほとんどない設計です。(あってもベクトルの矢印くらい) その代わり周囲に1つでも何らかのジオメトリ情報「向きや方向」を取得できならば、それを活用し自由自在な操作を行う事ができます。 | |
スカルプトモードオブジェクトをなぞり凹凸を盛ったり彫ったりするモード。ポリゴン数が多い(高解像度)ほど綺麗な結果を得られる。事前にSubdivideまたはTessellateコマンドで細分割(200〜15000ポリゴン程度)しておきましょう。 押す/引く,膨張/収縮,スムーズ,マグネット(=ペン形状5種),マスク,マグネット半径と強度が調節可能。 マグネット強度を20程度、しわくちゃを防ぐにはボタンをあまり押し過ぎないのがコツ。 筆圧には未対応。キー操作はSculptGLに近い。 |
UV編集とSnapImageテクスチャ貼付けのためのUVマップ作成機能。生成法は2種類あります。 ・AutoUV:展開図を自動/手動で切開くほか、木目調模様や展開図を画像に焼込みできる。しっかり作込むならこの方法 ・SnapImageツール:オブジェクトの狙った場所へテクスチャを転写して貼り込む。AutoUVよりラクです。 テクスチャパターンの繰り返しも可能です。 | 多彩で強力な領域選択似たような形や色、長さを持つ辺や面を一括選択! プレビューでじっくり確認できるので安心。 もちろん辺のリングやループ選択など基本的な機能も揃っています。作った選択領域は名前をつけて必要な時に呼び出したり、保存した領域同士の集合演算を行う事もできます ボックスモデリングと組み合わせることで力を発揮します。多くの選択領域に一度にコマンドを適用するなど効率的なモデリングを行えます。 | |
バーチャルミラーオブジェクトの特定の面をに対する鏡像を生成します。 オリジナル部分を編集すると反対側の鏡像部もそれに追随するので左右対称モデルの制作に便利です。作った鏡像をフリーズすると、ミラーリングは解除され実体化します。 スカルプトモードでも利用できるので、併用するならば事前に対象オブジェクトにバーチャルミラーを適用しておくことをおすすめします。 | テクスチャとマテリアルの管理3Dオブジェクト(UV)←→マテリアル←→テクスチャ3Dモデリングを経験すると、これらの情報を関連付けてひとつの構造にまとめ上げている事に気がつくかもしれません。 読込まれた画像は、素材を管理するアウトライナーウインドウにテクスチャ項目として現れます。 テクスチャ項目をマテリアルにドラッグ&ドロップすればすぐ関連付けることができます。 Wings3Dでは複数の画像を一度にImportすることもできます。 | カメラと視点操作ズーム、パン、回転はもちろん、見たい部分へ視点を移動、3D空間を自由に眺められます。 カメラ位置はいくつでも名前を付け記憶できます、そして必要な時にすぐ呼び出せます。カメラ操作は1,2,3ボタンマウスに対応。 デフォルトではWings3D(3ボタン)になっています。 Mirai,Nendo,Maya,3ds max,Blender,Motionbilder,SketchUP といった様々な3D制作ソフトウェアのカメラ操作方法にも対応しています。 |
対応形式 | Import | Export | MEMO |
Nendo(.ndo) | ● | ● | Izware社製の商用の3Dモデリング/ペイントソフトで使用される形式。(*1) Wings3Dはこれらソフト(NendoとMirai)から感銘を受けて開発されました。 |
3DS studio (.3ds) | ● | ● | Autodesk社製の3DCG統合型ソフトで使用される形式。 Wings3Dにおいては、他の形式に比べ読込み時間がかかる。(*2) |
LightWave または Modo (.lwo,.lxo) | ● | ● | それぞれ LightWaveはNewTek社,ModoはThe Foundry社の3DCG統合型ソフト |
glTF (.gltf,.glb) | ● | ● | glTF (GL Transmission Format) glbはテクスチャなどが一つのファイルになったバイナリ形式 v2.1.7で対応。これはWindows10付属の「ペイント3D」のデフォルトの3D保存形式としても採用されている。Wings3Dで作ったモデルをペイント3Dに持って行くとかその逆も可能です。 |
Wavefront (.obj) | ● | ● | 広く使用されている3Dデータ形式,およびマテリアルファイル(.mtl)。 Wings3Dにおいて、読込みが成功する確率が高い。 |
StereoLithography(.stl) | ● | ● | 三次元CADソフトのための形式、3Dプリントで用いられる事もある (v0.98.36以降 ※数字はWings3Dのバージョンを示す) Import,Exportともにバイナリ形式のみ対応。 |
Autodesk FBX(.fbx) | × | × | Autodesk社製の様々な3Dソフトでよく用いられる形式 (v1.3.0.1以前はImport/Export両対応していたが,仕様変更等に追随する負担が大変でWings3Dでは対応中止になった) Import はFBX 7 形式以降に非対応であることを確認済。(対応はFBX 6 形式までか?) Exportは FBX 5, FBX 6, ASCII FBX形式で出力可能 ,パスワードが設定できるようでした。 (最近はFBX 7形式が主流なので読込みは期待できません。 例えばSketchup2013, MakeHuman 1.1.0, Cheetah3D 6.3.2で出力したfbxファイルはいずれもFBX 7形式。) |
Collada(.dae) | ● | ● | 多くのゲームや3Dコンテンツ開発で採用されている(Importはv2.1で対応)。 |
Stanford(.ply) | ● | × | 3Dスキャナで用いられる形式。 Wings3Dv2.2.1から MagicaVoxel や Goxelといった3Dボクセル系ソフトからのply形式出力データ(頂点カラー付きポリゴンデータ)も読めるようになりました。 |
X3D,VRML2.0 (x3d,.wrl) | ● | ● | 3D空間をXMLで表現する規格。X3DはVRML2.0から発展した新しい規格です。 3D CADで利用されることがあります。 国土地理院の3D立体地図データはVRML(wrl)形式でも公開されています。 |
DirectX(.x) | ● | ● | v2.3で読込に対応。 WindowsのDirect3Dの形式(v0.98.36以降) |
▼ベクター形式ファイルの読込み。ドローソフトなどで下絵をトレースし、その輪郭線を元に立体化するといった用途に。 | |||
Adobe Illustrator(.ai) | ● | − | Illustrator8形式(*1)で保存したものなら読込み可能。その際はパス(閉じた図形)であることが条件。円や矩形が含まれていてもOK。Illustrator使ってるならコレを使おう。 塗り色は頂点カラーとして読み込みされる。v2.3リリース前に、読み込めないケースも検証されたので、よほど変なデータでなければ読み込めます。 |
Adobe PostScript (.ps,.eps) | ● | − | ドローソフトで描かれた図形データがこの形式なら、読み込んで3D化します。 塗り色は頂点カラーとして読み込みされる。v2.3リリース前に、eps,psファイルのインポート検証が徹底的に行われたので、画像埋め込みとかされてない素直なデータなら読み込めます。 v2.1.7で直りました。 v2.1.5で一部手書きファイルに対応。閉じたパス。対応オペレータはcurvto moveto lineto のみ。オペレータは省略名を使用しないこと。サンプル v2.1.7でLibreOfficeDrawのepsに対応。でもIllustratorから出力したepsには非対応です。 edb氏がプラグインを改良して下さりIllustrator,AffinityDesingerのPS/EPSファイルも読めるようになる予定です。(2023/05) |
SVG (.svg/.svgz) | ● | − |
edb氏の改良によってメジャーなソフトで作ったSVG,SVGZに対応しました,図形の塗り色を頂点カラーとして読込みできる(v2.3以降) VectorStyler,Illustrator,Inkscape,AffinityDesigner,LibreOfficeなどのSVGデータに対応 Importのみ(v1.3.1以降) <Path>要素(m,c,l,z コマンド: 直線,カーブで構成された閉じた図形)のみ対応。それ以外は失敗。 ドローソフトによってデータの扱いが色々なので注意。今の所、矩形や円をRect/Circle要素で表現するとダメなので、なるべく円や矩形、楕円などのオブジェクトは避けるかPath要素に変換する。 InkscapeならSVG Plainで保存したもの。また、グラフィック編集ソフトのGIMPからのSVGパス出力も読込めます。パスデータの"Export Path..."によるSVG出力で保存されたものが読み込めます。 |
Windows Metafile Path (.emf,.wmf) | ● | − | v2.3で対応。(パッチ入れれば2.2.9でも可能)。Windowsで用いられるベクター形式のデータ。汎用性は高い。 |
▼他のソフトでデータを活用する。3Dレンダラーなどに読込ませて高品質な出力結果を得る。ファイルの受け渡しなどに。一部レンダラーは直接連携も可能。 | |||
Cartoon Edge (.svg,.eps) | − | ● | 線画出力(線の色とSVGはv2.0.4以降対応) Webブラウザで表示したり一部のビットマップ編集/ドローソフトで使用可能な形式。 |
Kerkythea(.xml) | − | ● | 3DレンダラーKerkytheaで読込み可能な形式。 Edit>Plugin-Preferences...で設定後、Exportメニューに出現します。 |
Yafaray(.xml) | − | ● | 3Dレンダラー YafaRayで読込み可能な形式。 Edit>Plugin-Preferences...で設定後、Exportメニューに出現します |
POV-Ray(.pov) | − | ● | 3Dレンダラー POV-Rayで読込み可能な形式。 Edit>Plugin-Preferences...で設定後、Exportメニューに出現します (v0.99以降) |
RenderWare(.rwx) | − | ● | Criterion Software社(2005年頃解散)開発のゲームエンジン用形式(*1) |
OpenJSCAD(.jscad) | − | ● | ブラウザ上で動く3D-CADOpenJSCADで読込み可能な形式。Javascriptのコードを書いて3Dモデリングします。 日本語のユーザーガイドはこちら, Wings3Dを使えばコードを書けなくても、複雑な形状のオブジェクトを持っていけます。 |
BZFlag(.bzw) | − | ● | オープンソースで開発されているオンライン対戦戦車ゲームBZFlagのマップデータ |
▼画像の読込み(テクスチャや下絵として読み込む) | |||
対応形式 | dds , jpg , tif , png , gif , bmp , tga (Targa形式の一部(RLE符号化)されているものはWing3D v2.0.x〜v2.1.4で読み込み不可) File>Import image...又は未選択時右クリックメニューからImage...の使用でアウトライナへ画像して読込まれます。 Primitive作成でImagePlane...を使うと、板ポリゴンに画像が貼り付けられたビルボード状態で読込みできます。 | ||
その他のプラグイン(Wings3Dに同梱されてなかったり、開発中であるもの) | |||
RenderMan(.rib) | − | ● | Zaribok:RenderMan exporter。 nemyax氏が開発しているプラグインです。PixerのRenderMan形式で出力します。入手先 マニュアル。 |
機能 | v2.2.6 | 説明 |
ブーリアン演算 | △ | v2.2.1より 一部、試験的に対応(合体、交差、減算の3種類)。 平行な面同士が重なってたりするとダメ(この制限は他のプロ用の3Dソフトでも一緒です)。例えばパイプ同士をクロスさせるのは成功するが、パイプ同士を重ねて延長させようとすると失敗する。 |
国際化 | △ | アプリケーションのインターフェース表示は多国語に対応している。バージョン2以降、UIにWxwidgetライブラリを導入したおかげで一部改善されました。 読み込みや保存するデータファイルのファイルパスやファイル名は英数字を推奨します。 非ラテン追加文字(ÅêÄñÖç や、漢字やひらがな等)がファイル名や途中に含まれている場合はファイルをうまく読み込みできない可能性が高いです。作業ディレクトリの場所を選ぶ必要があります。 |
OS固有機能 | ● | Windows,MacOSXともにネイティブの読み込み/保存ダイアログを利用可能です。Linuxの場合はWings3Dオリジナルのダイアログが利用できます(Macでも利用可能)。 |
コピーペースト | × | 一般的なコピーペースト機能はありません。アイテムや3Dオブジェクトの複製については、相当するコマンドはあります(Duplicate,Extract,Clone On等)。 |
マウス主体の操作体系 | ● | なるべくマウス移動距離が少なく、マウスから手を離さなくてもいい設計。2ボタンマウスにも対応。しかしこだわりすぎて難解になってる部分もある...。 |
視点操作 | ● | デフォルトでは一部を除き、ほぼマウスで操作。 移動、回転、ズームの他、選択要素をピンポイントで注視したり、選択要素を垂直視点することも..。 プリセットとしてXYZ軸に垂直な視点も用意されている。他のメジャーな3Dソフトに慣れていれば、同じカメラ操作方法に変更することもできます。 |
サブディビジョンモデリング | ● | コアとなる立体を伸ばしたりして。立体を形作っていく。面張りしなくていい。複数のオブジェクト同士をブリッジで接続する時は何も面倒な事しなくていい。 |
帚引体・回転体 | ● | 直線的な帚引(押し出し)はExtrude系コマンドが該当。Liftコマンドを使えば回転体ぽいのも出来る |
リアルタイムプレビュー | ● | v1.5の最大の恩恵。プリミティブ立体を作成する場合、ダイアログの数値入力が画面にすぐに反映されるので無駄な試行錯誤がなくなる。 また、絶対座標コマンドや、条件選択コマンドの大半のようにプレビューなしでは全く結果が予測できないコマンドの使い勝手が何十倍も向上した。 |
AutoUV | ● | テクスチャを貼る方法は3種類ある。まずこれ、手間はかかるが複雑なモデルでも対応。切れ目(辺)とチャート(面)による柔軟なセグメント。 やり方はLSCM展開に似ている。 UV展開後に、展開し直したりいろいろできる。 |
UV展開 | ● | こっちは立方体や円柱とか、単純な立体のUV展開をやっちゃう機能。自動判別投影、球UV、円柱UV、立方体(6方向)投影、カメラ投影 に対応 |
スナップイメージ投影 | ● | テクスチャを貼るのに、テクスチャ画像とモデルをオーバーラップさせ、選択領域へ画像を投影して転写する機能。UVとマテリアルは自動作成されるのでお手軽。任意の方向から投影マップすることができる。 |
テクスチャ焼き付け | ● | UV展開図に従って辺(エッジ)のアタリを焼き付けた画像を生成。これを外部テクスチャにしておけば、後で他の画像編集ソフトで読み込んで加工を反映することもできる。 |
アンビエントオクルージョン | ● | 頂点カラーを利用して環境遮蔽を再現。頂点カラーを画像に焼き付ける場合はAutoUVウインドウから行う。 |
バーチャルミラー | ● | 左右対称のオブジェクトを作るのに便利。あとで実体化もできる。 |
マテリアル | ● | 環境光 光沢、反射、拡散、透明、ほか色々。頂点カラーとテクスチャの設定もここで...。またデフォルトでPov-RayやKerkythea用のマテリアル設定画面もついてる。ちなみに、マテリアルが設定されていないとシェーダー表示で色が表示されない。(頂点カラーは反映されない) |
光源 | ● | OpenGLの制限により同時に8つまでしか置けない。無限遠、点光源、スポットライト、面光源、環境光が使用可能。 |
プリミティブ | ● | デフォルトで作成できる基本立体のこと。Wings3Dで一からモデリングする場合、この立体を元に伸ばしていくことになる。立方体や円錐、球、円柱、多面体、トーラス、歯車、グリッド、波板等が作成できます。 |
テクスチャ | ● | マテリアルと関連づける場合に、ディフューズ、バンプ、スペキュラ等が設定可能。画像形式はjpg,png,bmp,gif,tga、アルファチャンネルとか透過してるのも使用OK。プリミティブ立体には、下絵用に指定した画像ファイルを板ポリゴンに貼り付いたものも作成できる。 |
テクスチャタイリング | ○ | SnapImageのテクスチャ転写機能のなかで、スケーリングを変えればタイリングすることができます。。 またはUV編集画面でUVチャートの大きさを広げれば可能。また画像サイズは正方形(2^nサイズ)であること。まだ不便。 |
ドラッグ&ドロップ | ● | アウトライナーウインドウの テクスチャとマテリアル。マテリアルとオブジェクトの選択領域。関連付けはドラッグ&ドロップでOK |
OpenCL対応 | ● | グラフィックカードが対応していればProxy表示で高速化が期待できるらしい。これは編集中のオブジェクトを非破壊で見た目まるっこく表示するのに使われる。環境設定で適用レベルを変更可能。 |
簡易マルチパスレンダリング | △ | (v2.xから無くなりました。)シェーダー表示によるマルチパスレンダリング。GLSLを利用した深度マップ、頂点、法線、環境マップ、トゥーンなどの要素別にレンダリング。各々結果をPhotoshop、Pixelmatorなど画像加工アプリに持っていきコンポジット合成可能。(例えば、法線マップ輪郭線抽出に利用したり、深度マップは被写界深度ぼかしに利用できます) |
カートゥーンレンダリング | ● | モノクロ線画のみ、EPS形式で出力可能。IllustratorやInkscapeと力を合わせれば、静止画ならBlenderのFreeStyleレンダリングみたいな表現も夢じゃない。 |
ホットキー機能 | ● | 1つのコマンドになぜか複数のキーを関連づけられる。関連の付け外しはその場で行う方法をとる。操作は独特で取っ付きにくいが、コマンドの場所を知ってれば迷わないと思う。 (ホットキー管理画面は便利そうだけど、モード別に複雑な階層メニューを持つWings3Dでは逆に探しにくいんじゃないか、と最近は思うようになった。) |
その他のホットキー機能 | ● | Tweakキーとか、マウスとか Defaultコマンドとか。色々工夫が見られる。 |
スカルプティ | ● | オブジェクトを押したり引いたり、膨らませたり、引き寄せたりして彫塑します。 |
便利機能 | ● | SelectionパレットとCameraパレットがある。 選択領域の記憶と呼び出し。カメラ視点登録と呼び出し可能。1クリックで。 |
ギズモ/ウイジット/マニュピレータ | × | 一部の補助表示を除いて、ありません。あれば便利なこともあるよね。 |
アニメーション/ボーン/ウェイト | × | ありません。 |
テクスチャペイント | × | 直接は描けません。外部テクスチャとして更新すれば反映。 |
アウトライナー&ジオメトリグラフ | ● | 3D画面内のオブジェクトをピンポイントに非表示/ロック/選択/削除できる。また、読み込んだ画像やマテリアル、光源などの管理もできる。 |
複数のジオメトリウインドウ | ● | 3D画面を分割して、別視点の複数ウインドウで編集可能。デフォルトで1窓なのは、複数視点を使用しなくても困らないからかも? Wings3DではメニューでXYZ方向を指定するので移動方向を見失いにくかったりする。 |
右クリックメニュー拡張 | ● | 設定で右クリックメニューの上部にメニューバーへアクセス可能なアイコンを付けることもできる。 Wings3Dはマウスの移動量が小さくなるように設計されている。 これで広いモニタ画面でも素早くメニューコマンドへアクセスできる。 |
Wings3D v2.1から、インターフェースが大幅に刷新され、アウトライナやジオメトリグラフのウインドウをドッキングして自由に配置できるようになりました。
Wings3dのUIの言語設定を変更する方法(Wings3Dのバージョン,OSとも共通)
【注意】
もし言語とフォントを切替えた直後に文字が豆腐状態になった場合(画像*2参照)
そのままWings3Dを終了して再起動して下さい。(文字が化けてますが File>Exit に相当する場所を選択)
次回起動時以降は正しく表示されます。
UIを英語に戻す場合は再度環境設定ダイアログを出してLanguage 項目をEnglish に切替えてWings3Dを再起動下さい。
必ずしもWings3Dをメインで使う必要はありません。他のソフトで実現が難しい事や、制作に詰まった時に少し力を借りるだけでも良いのです。
また、Wings3Dの機能を拡張するプラグインもあります。
アニメーションやボーン機能はWings3Dにはありません。自分で機能を実装するか、他のフリーまたは市販3Dソフトを使いましょう。 Obj形式で保存することで、Art of Illusion, Blenderなどへファイルを持っていく事も可能です。例えばフリーのレンダラーとしてPOV-Ray・Kerkythea・YafarRay・Mitsuba等に読み込ませる方法もあります。インストール手順(英語)。epsデータで出力するとIllustratorやInkscape(+GhostScript)を使ってトゥーンレンダリング風にもできます。MagicaVoxelでobj形式で保存したファイルの読み込み及びマテリアルの再現も確認(レンダリングは問題ないが面ポリゴンがバラバラなのでモデリングには向かない)。
※Wings3D等の3Dソフトウェアと連携するメリットは、レンダリング設定の為のたくさんのオプションや記法を学んだり、手書きしなくてよい事です。
注意:Windows版,OSX版,Linux版によって実行Pathが違います。またPOV-RayのMac版の場合、実行パスを機能させるためには POV-Ray Unofficial 3.7.0 command lineのほうをインストールしておく必要があります。
参考:Wings3D用、各レンダラー/OS別の設定一覧
公式 | Wings3Dと連係可能な各レンダラーの特徴 (2018年8月現在) | |||
---|---|---|---|---|
Kerkythea (Win/Mac/Linux) | POV-Ray(Win/Linux) ※PovrayUnofficialForMac(Mac) | YafaRay (Win/Mac/Linux) |
The Bounty Renderer (Win/Mac/Linux) |
|
特徴 | GUIで使いやすい OSX版は要XQuartz 3DソフトSketchUPとの連携で使用されることが多い。 | GUI版/CUI版あり シーン記述言語(SDL)でなんでも可能 レンダリングクオリティ(Qオプション) これは設定(0-12)に応じて影や光沢などの適用を段階的に選択可能 | Blenderとの連携が有名 海外ではレンダリングスピードが速いとの評判。実はSketchUPとも連携可能。 参考:Yafarayに関するメモ |
Yafarayの派生版(個人開発) Win/OSX/Linux版を同時提供。 SSSやヘアー等の機能追加を目指す もちろんBlender用プラグインもあります |
機能 (抜粋) | レイトレーシング フォトンマップ(PM) PM + Caustics パストレーシング 双方向パストレーシング メトロポリス光輸送[MLT] MLT+BPT 環境遮蔽(AO) 深度/マスク/各パス |
レイトレーシング フォトンマップ ラジオシティ SubSurface Light Transport(SSLT)[SSSと同じ] SSLT+ラジオシティベースの拡散照明 魚眼や球面、パノラマ等多彩なカメラ フォグ メディア(大気中のチリや煙、雲) |
パストレーシング フォトンマップ(PM) PM+ファイナルギャザリング 確率的プログレシブフォトンマッピング 双方向パストレーシング(BPT) IBL&Sunsky(HDRI) 被写界深度 ボリュームメトリクス( 煙など) 魚眼カメラ バッジ(ロゴや作品情報を下部に表示) マルチパス出力(法線/影/深度等) |
ダイレクトライティング フォトンマッピング(PM) 確率的プログレッシブフォトンマッピング パストレーシング 双方向パストレーシング(BPT) 半透明の表面化散乱(SSS)マテリアル など...派生版なのでYafarayにある機能も使える |
注意点 | Kerkythea v3.0リリース 2018年8月v3.0がリリースされた。 50%のスピード向上、64bit化、Win/Mac/Linux版同時のリリース。 DLにはメールアドレスの登録が必要 過去のEcho(2008)のOSX版はインストーラは壊れてるので、手動でインストールする必要があった。OSXではX11上で動作します。 |
プログラム言語のように記述もできるため自由度が高い。 他と比較してレンダリング法が少なめ 起動前にPovRay側のダイアログでINCファイルのPathを指定しておくこと OSXでWings3Dと連携する場合はCUI版を使う | Blender以外で利用するための yafaray-xmlも収録 Macでyafaray-xml(v3.02以降)を使用する場合LD_LIBRARY_PATHを設定しなくても良くなった。 バッジのタイトル名やコメントに日本語が使えるようになりました。2018年現在v4.0に向けて開発中 |
yafaray-xmlも収録 OSXで動作させるには、Yafaray v2以下と同じくLD_LIBRARY_PATHの設定が必要。 例:export LD_LIBRARY_PATH="/Applications/yafaray/bin" ライセンスがLGPLv2.1→v3に更新された(2016-4-20) |
最新版など | Kerkyathea v3.0 Boost (2018.8) Win/Mac/Linux v2.5.2 Echo Boost(2011) Win のみ v2.0.19 Echo(2008) Win/Mac/Linux版 |
POV-Ray3.8(2020)進行中 POV-Ray3.7(2013) POV-Ray for Mac |
YafaRay v3.4.4(2020.05.09) | TheBounty 0.1.6.4(2016.10) ダウンロード(本家) |
※残念ながらPOV-RayとYafarayは公式サイトでOSX版のダウンロードリンクがなく、非公式のビルド(別サイトから入手)を使わなければいけません。
※MacOSX上で快適に運用するには工夫が必要なので、OSX向けの補足説明を入れてます。
※Kerkytheaは、有料のTheaレンダラーのお試し版的存在です
※BountyRendererはYafarayから派生版ですが、便利な機能であれば派生元へフィードバックすることもあります。
※ Subsurface Light Transport Blinn, J.F.: Light reflection functions for simulation of clouds and dusty surfaces. In: SIG-GRAPH, pp. 21–29 (1982) 適当な訳語がみあたらないが媒質下光輸送か?。放射光伝達を利用した物理ベースのレンダリング方法。厚い雲、埃っぽい空気や光の散乱を表現します。SubSurface Light Transport(SSLT)はSubSurface Scattering(SSS:表面化散乱)の基礎となった技術で、ほぼ同じようなもの。Reference:Finish - POV-Wiki,また Subsurface scatteringでは Subsurface scattering (or SSS), also known as subsurface light transport (SSLT)とある。
本家RenderMan®をインストールするには、pixerのフォーラムアカウント登録するためのメールアドレスが必要です。
互換レンダラーについては軒並み入手困難。古すぎて対応していない(Angel)、自力でコンパイルする必要がある(Pixie)。
消滅したと思われたAqsis Rendererのサイトは半分工事中で復活してましたが、アプリケーションをダウンロードすることはできません。開発に関するいくつかの記事が読めます。 (Aqsis2.0ではDepth of Field や Motion Blurに対応するらしい。2015年8月の記事で動画のアップロードの日付は2010年なのでかなり時間たっている?と思われます。)
RenderMan互換レンダラーは、現在のところ3Deleightのフリー版が一番導入しやすいと思われます。
Wings3Dで連係する場合 Zaribokプラグインが役立ちます。これはデフォルトではRenderMan互換レンダラーである3Delight用の設定がされている。(ただしOSXで使う場合は工夫がいります。)
ManifoldLabブーリアン演算、ボロノイ多面体、散布等、多くの拡張プラグインを収録。Windows64bit版のみ(ggaliens氏)
(〜.comのほうは業者に取られたので 〜.netに引っ越ししたそうです。)
Heightmap Surface [plug-in]高さマッププラグイン(micheus氏) フォーラム→GoogleDisk
Oortman3D - Wings3D(Oortman氏) Yafaray, JpegLib for WindowsXp,Stereoscopic(赤青3D),Sculpty-Plugin for SL等
Things for Wings / Wiki / ZaribokRenderMan(.rib)形式の出力(nemyax氏)。まだ開発途上で、いろいろと荒削りです。Renderman用マテリアルカラーやテクスチャは属性欄に記述する必要あり。なぜかデフォルトでSubdivisionMesh "catmull-clark"設定されているため角が丸くなってします。ribファイルとして保存することもできるので、それを他のソフトで編集したり利用するのが簡単だと思います。
OSXにおいて、Wings3Dから3Delightに直接レンダリングさせるのはちょっと大変で、Wings3Dのテキスト欄は狭くファイルパスを長々と入力するのが面倒。そこで3Delightのための環境変数をexport後にrenderdlを実行する内容のシェルスクリプトを書き、そのファイルパスをWings3D側に登録して実行させます。
参考:エラーコードなど。3Delightアーカイブ内に収録の3Delight-UserManual.pdf
色々な拡張プラグインが詰まったManifoldlab最新版はWin版しか公開されていません。これをMacやLinuxで動かすにはWineを使う方法があります。しかしアプリ1つのために大規模にWineを導入するのもなにかと大変です。
このWineskinを使えば1つのWindowsアプリ(Wine含む)をまるごとMac用のAppファイルとなります。(容量は大きいですが...)。導入方法はWindowsアプリをMac上で簡単に動かせるようにするツールWineskin(Safx Dev氏)による紹介を参考にしました。説明はとってもわかりやすかったです。
Wings3DのManifoldlab版をDLして、Wineskinでパッケージ化する方法を記します。
Testrunするとアプリを実行する事が出来るのでそれをうまく活用します。
作業フローを分かりやすく説明すると、EXE指定&Testrunでのべ3種類プログラムを実行することになります。
途中でエラーがでなければもっと手順が少なくなります。
1.まず最初に、Winskin Advance のConfigurationをに、ダウンロードしてきたwings3d(Manifoldlab版)のインストーラを指定してTestRunする。途中でエラーログがでるが、そのままインストールを続ける。
ログを見るとmsxml3.dllが 足りないことがわかる。これは Winskin Advanced ダイアログから Tools、 Utilitiesより Winetricks を選び DLLツリーのmsxml6にチェック(名前と会社名は適当に..)。また、Visual C++2008Librariesもチェック。s
一応glutライブラリにもチェック。 Runボタンを押してインストール。(ひょっとしたらこれらDLLは入れる必要がないかも!?)
2.このエラーは、VisualC++インストーラである vcredist_x86.exeがうまくが展開しないのが原因です。どうにかして展開する必要がある。英語フォーラムで解決法を発見直接インストーラを実行するといいいらしい。 どうにかして直接起動したいがWineのWinwosShellからProgram Filesが見つからないので、MacのFinder上からCドライブのフォルダにアクセスして、Winskin Advance のConfigurationで、実行パスにProgram Filesのインストール済みWings3Dの中にある「vcredist_x86.exe」のパスを指定。 EXE Flagに 「/extract」を指定する。それで Testrunしてインストールを行う。
3.最後の仕上げで起動させるため、Wings3d.exe本体のパスを Windows EXE に指定。Flagは消してOK。Testrunして起動するか確かめる。ちなみに、iconリソースファイルはMacOSX版のアイコンファイルを拝借。
外部ライブラリであるVoronoi,Tetgen,CSG,またファイル読み込み保存、画像読み込み,日本語UI表示を確認。 ファイルはX11のダイアログを利用しているがやっぱり非ラテン系ファイル名は認識しない。
起動がちょっと遅いけど、その後の動作は快適で、MacOSX版とほぼ同じスピード。ただしブーリアン演算など外部ライブラリを使ったものは遅かったりするので、プレビューは手動にしておく。(例:VoronoiSphereの値は100に抑えとく。)
マウスホイールのズームが止まらずカメラがおかしくなったら、原点になにかオブジェクトを作成して選択し、メニューViewから「選択要素にフレームイン」で視点を復帰する。
対策パッチv0.25 | for Wings3D 1.5.4 | for Wings3D 2.0.2 |
---|---|---|
OSX10.11.2 | ○ | ○ |
対策パッチv0.24 | for Wings3D 1.x.x | for Wings3D 2.x.x |
---|---|---|
OSX10.11.x | × | ○ |
OSX10.10.x | ○ | 不明 |
codesign -dv /Volumes/Wings3D/Wings3D\ 1.5.3.app
Finderにて QuickLook,カバーフローで表示時,プレビューで読み込んだ時の反応 | |||
---|---|---|---|
OSX 10.7.5 | 10.8〜 10.9 | 10.9.4 | |
Wings3D v1.5.3で 保存した.daeファイル | OK | ? | OK |
Wings3D v1.4.1で 保存した.daeファイル | クラッシュレポートウインドウが 1〜2連続出現 | クラッシュレポートウインドウが が1〜2連続出現 | OK (QuickLook,カバーフロー) OK,ファイルが壊れているというメッセージを表示 (プレビュー.app) |
wings3dのcjk12/16.wingsfont フォントのデザインには、あまり日本の文字にそぐわない グリフがあります。そこでもっと読みやすいフォントを選べるように工夫してみました。 まず、wings3dのインターフェース表示用フォントは特殊なため フォントのデータやモジュールも修正する必要があります…。
【使い方】 まず、拡張子wingsfontのファイルをwings3dのフォントフォルダに入れて下さい しかし、これだけででは不十分です。なぜなら新しく入れたフォントを指定しても、 日本語環境では、なぜか強制的に cjk12/16.wingsfont が指定されるためです。 そこで、デフォルト処理を回避するように一部モジュールのソースコードを書き換えました。 wings3d内のwings_lang.beamというファイルを探して mowings_lang_module/mod_beam フォルダ内の、wings_lang.beamに入れ替えてください。 そうすると変更したフォントが次回起動も適用されます。 一応変更前と後のモジュールのソースコードも収録したので、 不安な人はソースからコンパイルして使って下さってかまいません。 また、変換前のM+font と efont の元データも収録しています (他のフォント形式をwingsfontに変換する方法は難しいので別ページで説明します。)