2018年3月10日にWings3D 2.1.6がリリースされました。 これは2.1.7 リリースノートの日本語訳です 今回テクスチャと対応テクスチャフォーマットが増えました。 == glTF(GL Transmission Format))とは == WebGLと親和性が高いアセットフォーマット 拡張子 gltf と glb の違いは、glbのほうがバイナリ形式で保存されたデータということです。 OpenGLを策定している、クロノス・グループが配布するglTFテストデータを読み込んでみると 11万△ポリゴンある2CylinderEngine.gltfでも読み込みが早かったです。 glTF,glTF-Binary,glTF-Embeded,glTF-pbrSpecularGlossinessには対応していました。 しかしglTF-Draco圧縮ファイル形式には読込には対応してませんでした(エラーダイアログが出る)。 問題点としては、現在Wings3Dはアニメーションを扱えないので、アニメーション付きのモデルは読み込めても、アニメーションデータの出入力には対応してません。 またglTF形式で読込まれたモデルのスケールは大きすぎるため、今後Wings3D側の読み込みオプションが追加されるのではないかと思われます。 =======ここから====== いくつかの修正と改善が施された、新しいリリースです。 新しいマテリアルと光源を伴ったグラフィックパイプ処理が実装された別のバージョンがありますが 我々はまず先にこれをリリースします。 --- 2.1.7 -------------------------------------------- - インポーターを改善し、モデルを読込を行っている時に分離した複数の面ではなく、オブジェクトを頻繁に作成するようにしました。、[dgud氏] - GL transfer format 形式のインポートとエクスポートに対応しました。 (*.gltf|*.glb). [dgud氏] - メニューの View/Show/Filter Textures をすぐ反映されるよう修正しました。以前この表示オプションはWings3Dの再起動後にのみ機能していました。 OXO氏の指摘に感謝いたします. [dgud氏] - .dds形式(一部)の画像ファイルのサポートを追加しました。[dgud氏] - キーボードフォーカスのバグを(いくつか)修正しました。 [dgud氏] - テクスチャタイプを、さらに追加しました(※現在これらは利用できません) [micheus氏, dgud氏] - オートセーブや、他の小さなバグもいくつか修正しました。[micheus氏, dgud氏] ------------------------------------------- =======ここまで======