1年ぶりの大きなアップデート。 FBX形式の出入力に対応したのが大きい。X3D/VRML,X3D-JSONへの対応、次世代3Dプリンティングのデータ形式であるAMFと3MFの出入力。 AutoUVで、UVTileが使えるようになった。 MacOSは、ARM(M1/M2搭載Mac(AppleSilicon),要MacOS13以降 )版のみ... AMF (Additive manufacturing file) 積層造形や3Dプリンティングのための3Dデータファイル形式.STL形式を含むことが可能。 STLでは不可能なだった色やマテリアルやメタデータ情報などにも対応 丸みを帯びたCurvedTriangleなどの要素が特徴。 ISO(国際標準化機構)とASTM(アメリカ工業規格会)が提唱。 3MF (3D manufacturing file) 3MFコンソーシアムによって提唱された3Dプリンティング向けデータのファイル形式 (MicrosoftやAutoDeskなどCAD系企業が多数参加している) こちらもSTLで表現できない色やマテリアルの情報を含められる AMFよりも少ないデータサイズで保存できるとのこと。 X3D VRMLの後継。XMLを用いシーンデータを記述。 ウェブ上で3Dグラフィックを扱うことを目的にしている。 一部のメタバースクライアントやBlenderなどが対応している。 メッシュを複数のタイルに分割できるUVタイリング これにより、高解像度のテクスチャを使えたりする。 https://www.wings3d.com/forum/showthread.php?tid=3167 https://help.autodesk.com/view/MAYAUL/2024/ENU/?guid=GUID-132520C0-F1DF-4C74-B8C1-D89154ADFBDB UVTileと UDIM(Uv-Dimension)の違い どちらもUV上に複数のテクスチャ(タイルもしくはパッチ)を配置できる技術。UVTileのほうが理解しやすい。 今までのUVはU0.0〜1.0 V0.0〜1.0の領域に1枚、一定の解像度で配置できなかったので、どうしても解像度の荒い部分ができてしまった。 荒い部分の小さなUVシェルを 1.0より外に持っていき大きくして、そこに別のテクスチャを割り当てることで広々としたスペースを確保できる。 UVTile(Mudbox)、最大パッチ数 U:無制限,V:無制限、テクスチャ名がタイル格子の頂点を結ぶ名称。 UDIM(MARI)、最大パッチ数 U:10,V:無制限、テクスチャ名がタイル格子の中身の位置を表す名称 https://help.maxon.net/c4d/en-us/Subsystems/Default/Content/html/UDIM+and+UVTILE.html modoでUDIMを使う方法(ポリゴノート):元々Weta Digitalの内製ツールだったMudboxとMARIに実装された機能から由来するのこと。 https://polygonote.com/2020_0804_14224/ 11-10-2024 --- 2.4 -------------------------------------------- リリースするにあたり Edvard Blake氏 と Micheus氏 の貢献にとても感謝いたします。 ・新たに FBX importer/exporter を追加. [Edward Blake氏] ・X3D/VRML形式に対応, X3D JSON のサポート、透明処理の修正,gzipのサポート. [Edward Blake氏] ・ポップアップメニューの表示位置がスクリーンの画面外になる可能性を修正。Xavier氏に感謝します ・メニュー選択がゴミ表示になっていたのを修正. sciroccorics氏に感謝します [Micheus氏] ・モデルをインポートする際の、頂点法線計算によるハードエッジ処理の改善. [dgud氏] ・AutoUV editorで複数テクスチャのサポートを追加。“Create Texture”オプションは選択したタイル上でアクティブになり、 ALT キーを押しながら目的のタイルをクリックすると選択可能になった。[Micheus氏] ・Cylinder型のプリミティブ立体作成に新しいタイプ“Pie”を追加 . [Micheus氏] ・新たに AMF (Additive manufacturing file)形式の importer と exporterを追加. さらに 3MF (3D manufacturing file) importer と exporterの追加 [Edward Blake氏] ・AutoUVメニューに以下を追加. [Micheus氏] ・「Center」のオプションとして, 「X軸を中心に揃える」と 「Y軸を中心に揃える」コマンドの追加 ・基準点を選択するための「スケール」コマンドに RMB オプションを追加しました。 ・参照点を選択するための「回転」コマンドに RMB オプションを追加しました ・タイルモードで背景テクスチャを表示するオプションを追加しました ・SVG:スタイルシートのサポートを追加. [Edward Blake氏] ------- 11-10-2024 Thanks to Edvard Blake and Micheus we have a new release: New FBX importer/exporter. [Edward Blake] X3D/VRML Improvements, X3D JSON support. Fixed transparency, added gzip support. [Edward Blake] Fixed popup menu location that could be shown out of screen. Thanks to Xavier Fixed the menu selection that was showing garbage. Thanks to sciroccorics [Micheus] Improved hard-edges from vertex normals calculation when importing models. [dgud] Added support for multiple textures in the AutoUV editor. The “Create Texture” option will be active over the selected tile which can be selected by holding the ALT key while clicking on the desired tile. [Micheus] Added the new type “Pie” to the Cylinder primitive. [Micheus] New AMF (additive manufacturing file) importer and exporter. and 3MF (3D manufacturing file) importer and exporter [Edward Blake] New additions to AutoUV menus. [Micheus] Added the options Center, Center X and Center Y to the Align command Added the RMB option to Scale command to choose a reference point Added the RMB option to Rotate command to choose a reference point Added option to show the background texture in tiled mode SVG: Added style sheet support. [Edward Blake]