Allegro と SDL
最終更新日: 2005/08/04
共通点と違い
共通点:
無料で使える。
HDに 両方ともインストールできる。
どちらも ウインドウ/フルスクリーン モードを持っている。
OpenGL は それぞれ、Allegro+AllegroGL , SDL+G3D/GLUT の組み合わせで使用できる。
橋渡し役の拡張ライブラリを使えば、JAVA や Python , Perl などから使えるらしい 。これはSDLのほうが充実している。
どちらも拡張(周辺)ライブラリを持つ。これはSDLのほうが多い。
違い:
Allegro
SDL
最初から、ひと通りの機能が揃っているので、
その中から使いたい機能を選んでいく。
Giftwareライセンス
関数によるキー,マウス入力制御
ビットマップストラクチャの概念
デフォルトで 3D機能を持つ
デフォルトでGUI 機能を持つ
自分の開発に必要な機能だけを用意していくスタイル で 無駄が少ない。拡張ライブラリが豊富。
日本語解説やサンプルも豊富。
LGPLライセンス
イベント構造体監視によるキー,マウス入力制御
ビットマップを扱うサーフェスの概念
まとめ:
ライセンスや情報量を抜きにして考えると、 Allegro と SDLの決定的な違いは、キーボードやマウス入力の扱い方になる。
自分の開発するアプリケーションが、関数によるキー,マウス入力制御が適していると思えばAllegro
イベント構造体監視が適していると思えば、SDL を使うといいかもしれない。